東京大学医科学研究所附属病院

臍帯血・臍帯バンク

東大医科研臍帯血・臍帯バンクは、臍帯血と臍帯由来間葉系細胞(臍帯由来MSC) を中心とした 基礎研究から臨床応用まで対応したバンクです。2017年度からは、セルプロセッシング・輸血部 から、臨床研究支援組織 として独立して運用しています。スタッフは、細胞リソースセンター のセルプロセッシング・輸血部スタッフが兼任している。連携する産婦人科にて同意書を得て、臍帯血・臍帯、母体血を採取して頂き、臍帯由来MSC を用いた免疫細胞療法や再生医療( 組織修 復) を目指しています。現在、臍帯由来MSC を再生医療等製品として、重症急性移植片対宿主病(GVHD)に対する医師主導治験を実施中です。また新生児脳症( 脳性麻痺に発展)やその他の疾患への応用を進めています。 私どもで収集保管した貴重な臍帯血や臍帯由来MSCは、医学の発展を目指した研究用として、 所内外の研究者に提供しており、多角的バンクを目指しています。

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スタッフ

長村 登紀子 (ながむら ときこ)

部長・准教授

専門領域

血液内科学・輸血学

認定医・専門医等

内科認定医・日本血液学会指導医・輸血認定医・細胞治療認定管理師

臨床検査技師2名、衛生検査技師1名、学術支援専門職員2名、学術支援職員1名、事務補佐員1名