東京大学医科学研究所附属病院
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病院の沿革
明治25年11月大日本私立衛生会附属伝染病研究所設立(所長:北里柴三郎)
明治27年 2月伝染病研究所附属医院設置
明治39年 6月現在の東京港区白金台に新築移転
大正 5年 4月東京帝国大学附属伝染病研究所附属病院となる。
昭和22年10月東京大学伝染病研究所附属病院と改称される。
昭和39年 4月薬剤部を設置
昭和40年 4月外科診療科設置
昭和42年 6月伝染病研究所から医科学研究所への改組に伴い、医科学研究所附属病院に改める
昭和44年4月放射線科設置
昭和47年5月人工臓器移植科設置(平成10年に外科に統廃合)
昭和51年4月検査部設置
昭和52年4月看護部設置
昭和56年4月感染免疫内科設置
平成 2年6月輸血部設置
平成 3年4月手術部設置
平成 6年6月エイズ診療部設置(平成13年に感染免疫内科に統廃合)
平成10年4月小児細胞移植科設置
平成12年4月先端診療部設置(平成29年に総合診療科に名称変更)
平成13年4月アレルギー免疫科、ゲノム診療部、医療安全管理部設置
平成16年2月新病院棟に移転
平成18年4月関節外科設置
平成19年10月麻酔科設置
平成23年10月脳腫瘍外科設置
平成24年4月骨再生医療科設置
平成24年9月緩和医療科設置
平成29年4月総合診療科設置
医科学研究所附属病院は、明治27年(1894年)に伝染病研究所として設立以来、基礎研究部門で得られた成果を実際の医療に役立て、その発展に結びつけてきました。例えば、病原体に対するワクチンの製造を我が国で最初に手がけ、近代ワクチン療法の発展の基礎を築きました。さらに、医療に対する社会的関心が他の難治性疾患の治療にも広がりを見せるようになると、1967年に研究所の名称を伝染病研究所から医科学研究所に改め、病院もそれに呼応して医科学研究所附属病院と改称し、当時としては世界でも臨床研究の初期段階にあった骨髄移植療法の研究なども手がけました。
次いで遺伝子操作技術が進歩するようになると、それを基礎研究部門と協力していち早く臨床に導入し、成功をおさめてきました。その代表的なものが、顆粒球コロニー刺激因子の開発です。エイズ診療に関しては、当初より率先して患者を受け入れ、早くより免疫応答の面から研究を続けています。臍帯血移植に関しては、公的臍帯血バンクのモデルを医科研内に創設し、移植治療も開始しました。最近では、癌に対するペプチドワクチン療法の臨床試験など、先端医療開発の為の基礎研究から橋渡し研究、そしてその実施までを行っています。

このように、東大医科研病院は日本における先端的な医療を開発してきましたが、その使命は変わることなく、現在ではゲノム情報を用いた新しい医療の開発や細胞療法の新しい展開を目指しています。
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