CT検査を受けられる方へ
CT検査とは
X線を多方向から人体に透過させて測定したデータをコンピュータで解析して、体の輪切りの画像を作る検査です。
【CTチェックリスト】
医療事故防止のため、最低限チェックの必要な項目です。
チェック項目Ⅰ:検査を受けられない患者(禁忌)
- 妊娠または妊娠の可能性のある患者
チェック項目Ⅱ: 検査に注意を要する患者(警告または注意項目)
- ペースメーカーや植込み型除細動器を有する患者(胸部CTの場合)
- バリウム検査後で体内にバリウムの残留している患者
- 新生児及び乳幼児(放射線感受性が高い)
注意事項
X線を用いた検査ですので、妊娠している方および妊娠の可能性のある方は必ず主治医または検査担当者に申告してください。
消化管造影に使ったバリウムが腸管内に残っていると、腹部のCT検査はできません。胃や食道、大腸のバリウム検査後、3日以内にCTの予定が入った方はお知らせください。
ペースメーカーや植込み型除細動器をつけておられる方は、主治医または検査担当者におっしゃってください。胸部のCT検査では、誤作動のおそれがあります。
検査の方法
あらかじめ、撮影部位で身につけている金属類はできる限り取り外しておいてください(例:胸部の検査ではペンダント、ブローチ、ピップエレキバン、胸ポケット内の金属など)。
必要な場合は検査着に着替えていただきます。当日は着替えやすい服装でおいでください。
検査室内で寝台に仰向けに寝ていただき、撮影を行います。検査に要する時間は5-10分ほどです。